インタビュー

「良い幼児教育」とは何か〜小竹めぐみ氏に聞く

待機児童の増加や保育士の確保をめぐる議論の広がりや、ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・ヘックマン氏が幼児教育の重要性を説いた『幼児教育の経済学』が出版されたことなどで、国内で幼児教育への注目度が高まっている。eduvi […]

「良いおもちゃ」とは何か〜岩城敏之氏に聞く

誰もが幼少期に親しんだ、おもちゃ。おもちゃ専門店や量販店のおもちゃ売り場を訪れると、10年前や20年前とほとんど変わらないものもあれば、海外からの輸入品など以前は見当たらなかったおもちゃも普及してきたことに気付かされる。 […]

アクティブ・ラーニングをどう評価すべきか〜西岡加名恵氏に聞く

次期学習指導要領改訂に向けて、文部科学省が初等・中等教育(幼稚園・小学校・中学校・高校)での「アクティブ・ラーニング」(能動的な学習)を強く推進する方向性を打ち出している(*1)。アクティブ・ラーニングには、生徒たちの知 […]

「闘うワークショップ」のつくり方〜上田信行氏に聞く

親子向けの教室から学生・社会人の交流イベント、企業の従業員研修まで、さまざまな場所で開かれている「ワークショップ」。しかしながら、ワークショップの定義を聞かれて即答できる人は少ないかもしれない。この言葉が一般に知られてい […]

チンパンジー研究で分かった人間の子育ての本質〜松沢哲郎氏に聞く

類人猿の中でも遺伝的に最もヒトに近く「進化の隣人」と呼ばれるのがチンパンジーだ。しかしながら、チンパンジーの親子関係や子育ての仕方は人間のそれとは大きく異なる。チンパンジーの「アイ」とその息子「アユム」の研究で知られる京 […]

民間出身教員が成果を上げる条件〜松田悠介氏に聞く

教育系NPOの中でも知名度の高いTeach For Japan(ティーチフォージャパン、TFJ)は、主に社会人経験者から選抜した人材を、学校現場に教員として2年間派遣するプログラムを実施している団体だ。TFJの松田悠介代 […]

「ISAK」が求める生徒像とは〜小林りん氏に聞く

今年8月、長野県軽井沢町で全国の教育関係者の注目を集めるインターナショナルスクール「ISAK(アイザック)」が開校する。2009年に設立準備財団を立ち上げ、これまでサマースクールや英語を集中的に学ぶプログラムを提供してき […]

世界の教育の潮流「新しい能力」とは〜松下佳代氏に聞く

「生きる力」(*1)「PISA(ピサ)リテラシー」(*2)「21世紀型スキル」(*3)…。いずれも、教育関係者なら誰もが耳にしたことがあるキーワードだろう。国内、海外を問わず、現在の学校教育は基本的にこれらの能力の育成を […]

続・エビデンスベーストが日本の教育を変える〜中室牧子氏に聞く

eduviewの3月のインタビュー記事では、統計データなどの科学的根拠に基づいた教育政策の重要性について、教育経済学の研究者である慶応大学SFCの中室牧子准教授に語ってもらった。今回は読者の方からの「さらに掘り下げた話を […]

「サドベリースクール」が追求する自由の形〜杉山まさる氏に聞く

授業もテストもクラスもない学校「サドベリースクール」をご存知だろうか。子どもたちの自主性を尊重し、学費の決定やスタッフの採用/罷免を含めた運営にまですべて子どもたちが関わるという。どのような子どもたちが通い、どのように育 […]

「反転授業」と「MOOC」の根本的な違いとは〜加藤大氏に聞く

「反転授業」と言えば、最近の教育業界で頻繁に取りざたされているキーワードの1つだろう。一方でこの言葉はバズワード(曖昧な流行り言葉)のようになっており、その仕組みや意義について明快に語れる人はまだ多くはないようだ。大学や […]

「エビデンスベースト」が日本の教育を変える〜中室牧子氏に聞く

統計データなどの科学的根拠に基づいて政策判断などを行うことを指す「エビデンスベースト」(evidence based)という言葉は、日本の教育関係者にとって聞き慣れないものかもしれない。そもそも教育の分野には、数値による […]

「住職の学校」に見るニッチ教育の可能性〜松本紹圭氏に聞く

「未来の住職塾」という名前を、お寺の関係者の方なら一度は聞いたことがあるかもしれない。インドに留学してMBA(経営学修士)を取得した浄土真宗本願寺派の僧侶・松本紹圭氏らが2012年に始めた、お坊さんに経営の視点を伝える教 […]

夢が見つかるまでは勉強しろ!〜Tehu氏に聞く

兵庫県神戸市の灘中学校・高等学校は、1学年の220人から東京大学理科三類と京都大学医学部にそれぞれ20人前後の合格者を出すなど、全国トップクラスの進学校として知られる。その中で異彩を放っているのが、デジタルクリエイターと […]

変わり者だった僕が社会起業家になった理由〜今井紀明氏に聞く

行動力とストイックな姿勢。この2つにおいて、若手の社会起業家の中でも今井紀明氏の存在は際立っている。18歳の時にイラクで武装勢力に誘拐され人質になったという特異な経験を持ち、現在はNPO法人D×P(*1)の共同代表を務め […]

「食えるアーティスト」をどう育てるか〜椿昇氏に聞く

小豆島のアートプロジェクト、あるいは京都・妙心寺退蔵院の「襖絵プロジェクト」をご存知だろうか。いずれもそこで生み出される作品が注目されているだけでなく、若手芸術家の成長の舞台になっているプロジェクトだ。これらのプロジェク […]

「堀川の奇跡」は他校で再現できるか〜荒瀬克己氏に聞く

普通の公立高校だった京都市立堀川高校が、校舎建て替えと同時に「探究科」を設立したのは1999年。探究科の1期生が卒業した02年、国公立大学への現役合格者数を前年の6人から106人に増やし「堀川の奇跡」として注目された。地 […]