僕が教育に携わる理由〜浅谷治希の「Field Note」vol.1
学校の先生同士のつながりを作ることによって教育現場の課題解決を目指すWebサービス「SENSEI NOTE」を開発している株式会社LOUPEの浅谷治希さんによるコラムがスタートしました!
先生たちとのネットワークを作るために全国を飛び回っている浅谷さんに「Field Note」と題してユニークな先生との出会いなどを綴っていただきます。
ご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。(eduviewより)
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僕が教育に携わっているのは、“学び”の楽しさを知って以来、人生が大きく変わったからだと思います。“学び”の楽しさに気付く人が増えたら世の中すごいことになるに違いないと高校時代から夢想していました。「勉強」することは今でも好きではないのですが、「学ぶ」ことは大好きです。
「勉強する」と「学ぶ」の違い
そもそも「勉強する」と「学ぶ」ってあまり使い分けられていないですが、違いをご存知ですか?「勉強する」の語源は“勉め強いる”で、本来は気が進まないことを仕方なくする意味だそうです。一方、「学ぶ」は諸説あるんですが、「真に似せる」から来ているみたいですね。つまり、「勉強する」は前向きでなかったり受け身の状態を含む言葉であるのに対して、「学ぶ」は真似するという積極的な姿勢を含んだ言葉であり、この2つの言葉が違うものであることがよくわかります。
「勉強する」から「学ぶ」へのパラダイムシフト
そんな“学び”の意味と楽しさを教えてくれたのは高校時代の大親友です。彼は無類の本好きで、ある日何の本を読んでいるのか聞いてみると“子育ての仕方”という回答が返ってきました。そして、読んでいる理由がこれまた面白い。彼は自分の両親の子育てと標準的な子育てを比較して楽しんでいました。彼にとって読書は自分の好奇心を満たす“学び”そのものであった一方、僕はというと読書はしなくてはならない“勉強”の一種と考えていたので、強い衝撃を受けたのをよく覚えています。それ以来、自分の好奇心を満たしてくれる本を買いあさっては読む日々が続き、色々な気付きが芽生えて、「学び」の可能性を模索するようになりました。
学校の先生を応援するという視点
大学卒業後は新卒で教育系大手出版社に就職しました。そして、2012年に独立。現在は、学校の先生が“つながる”Webサービス「SENSEI NOTE(センセイノート)」というサービスの運営を主とする教育系IT企業の代表を務めています。このサービスは高校時代の同級生との再会がきっかけでスタートしました。10年振りに再会した彼は、生徒の成長を嬉しそうに語るかっこいい先生になっていて、そのときの彼の表情は今でも忘れられません。学校に対する風あたりが強い昨今ですが、課題はどこでもありますし、文句ばっかり言ってても何も進まないので、つまるところ「じゃあどうしようか?」っていう考え方が大事だと思います。僕は、日々向き合い奮闘する先生を裏方から応援することで子供たちの“学び”を促進しようという結論を出しました。できることから少しずつやるしかないですね。
次回は最近賑わいを見せているEdTech系サービスについて書いてみたいと思います。それではまた次回!










