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エデュビュータイムズ vol.1 (2013/10/1)

目次

1.「eduview」オープン!
2. 新着記事
3. 一押しイベント
4. Photographers’ Eye

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【「eduview」オープン!】

http://eduview.jp/

教育の未来を考える「eduview」が本日オープンしました!
読者の皆さんにとって有意義な情報をお届けできるように頑張ります。

Facebookページは、教育についての重要な問題を提起し、記事の感想を共有しながら自由な議論ができる場にしたいと思っています。ぜひ「いいね!」をお願いします。

Twitterでは、記事の更新情報のほか、Facebookページの情報をリアルタイムで配信します。ご活用いただければ幸いです。(荒木)

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【新着記事】

サイトオープンに合わせて4本の記事をアップしました!

インタビュー「『堀川の奇跡』は他校で再現できるか」(10/1)
ブックレビュー「日本人のしつけは衰退したか」(10/1)
アプリレビュー「あそんでまなべる日本地図パズル」(10/1)
おもちゃレビュー「カタンの開拓者たち」(10/1)

初回のインタビューに登場していただいたのは、京都市立堀川高校の前校長、荒瀬克己さんです。進学実績を飛躍的に伸ばした「堀川の奇跡」の立役者として知られ、中央教育審議会の部会で委員も務められている荒瀬さん。慎重に言葉を選んで話される姿が印象的でした。

今回はレビュー記事も厳選して掲載しました。レビュー記事は今後、週1〜2本のペースで更新する予定です。(荒木)

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【一押しイベント】

開催直前ですが、教育関係の方が予定を変更して行く価値のありそうなイベントをご紹介します。

10月3日(木)20:00~ 東京都渋谷区
「教育系Meetup Event vol.1『これからの教育業界について語る』」

「SENSEI NOTE(センセイノート)」という学校の先生向けの情報共有サービスを開発している株式会社LOUPE代表の浅谷治希さんと、関西の通信制高校でキャリア教育を実施しているD×P代表の今井紀明さんが共同で企画するイベントです。

http://ptix.co/16aRcHd

お二人とも、日本の教育業界を変えようとしている注目の若手起業家です。定員に近づいているそうですので、申し込みはお早めに!(荒木)

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【Photographer’s Eye】

こんにちは。
弊サイト「eduview」の撮影を担当させて頂いている吉田亮人です。
この“Photographer’s Eye”ではインタビュー時の様子や印象に残ったことなどを毎回、僕の目線で徒然なるままに書かせて頂きます。
ですので皆さんも徒然なるままに読んで頂ければ幸いです。
それでは、第一回目の“Photographer’s Eye”をどうぞ。

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「失敗をさせることが教育には必要なのです」

今回、eduviewの開設にあたり、一番最初に登場して下さったのが京都市教育企画監の荒瀬克己さんです。荒瀬さんは現職以前、京都市堀川高校の校長として、「堀川の奇跡」と呼ばれるほどの進学実績と独自のノウハウを作り上げ、取り組んでこられた方です。その荒瀬さんから出た言葉が上の言葉でした。どういうこと?と耳を傾けていると・・・。

堀川高校校長時代、生徒がある理科の実験を行ったそうです。しかしそれは失敗に終わります。生徒はそれがどうして失敗したのか必死に考え、再び実験を行ったそうです。その結果実験は成功するのですが大事なのはここから。失敗をしたその生徒達はその実験について深い思考を重ねたことで長期的な記憶に結びついたということなのです。(詳しくはインタビュー本文をご覧下さい)

http://eduview.jp/?p=198

荒瀬さんのお話を聞きながら、何か似た様な経験があるなあと思っていたら僕が小学校の教師をしていた時に(わたくし、3年前まで小学校の教師をしておりました)行った小学 4年生の理科の授業のことを思い出しました。

みなさん、「もののあたたまり方」という単元を覚えていますか? 金属や水、空気などを熱して、ものによって温まり方に違いがあるということを学ぶ授業です。

その日は水の温まり方を調べる実験でした。試験管に入れた水をアルコールランプで温めるのですが、試験管の下から温めるか、上から温めるかで熱の伝わり方に違いが出るかを予想させました。概ね、下の方から温めた方が熱は全体に伝わるという予想が大半の中、少数の男子が頑として上から温めても下から温めても同じという意見を繰り広げていました。
その意見の拠り所となっていたのが、前時間に学習した金属はどこから温めても同じ様に熱が広がるから水も同じだろうというものでした。そして早速実験開始。結果は当然、下の方から温めた方が熱は全体に伝わっていくのですが、その結果をみた少数の男子達はその実験結果に明らかに不服そうでした。
しかし、その後なぜその結果になったのかを考えさせ、更に発展的な実験を行うことによって水の中で対流が起こっているということ、そしてものによって熱の伝わり方に違いが出るということを深く理解してくれたようで、見事にテストの結果にも繋がっていました。
昔から”失敗は成功のもと”というように失敗の中に学びを深める材料がたくさん散りばめられているということを実感したエピソードでした。

しかしそれをいかに教育の中に取り込んでいくのか、どこまで許容してやるのかというのは慎重に考えていかなければなりません。そしてこのことは教育現場に限らず、子育てや後進指導、研修など人を育てるあらゆる場面に通じそうなことではないかと思いました。荒瀬さんはその問いに対する一つの考えをインタビューの中で語っています。是非インタビュー本文をご覧頂ければと思います。

http://eduview.jp/?p=198

最後に、初対面にも関わらず大変気さくに話しかけて下さり、和やかなムードを作って下さった荒瀬さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。(吉田)

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次回のエデュビュータイムズは10/15に配信予定です。
今後ともご愛読よろしくお願いします!